手まり寿司

さてさて、本日3月3日は「ひな祭り」。
凛とした佇まいの女雛と男雛を見ていると、
いくつになっても心が和みます。
艶やかな衣装も女子心をくすぐり、
毎年この時期はお部屋が華やぎますね。

さて、今日のごはんはどうしよう?
ということで、手まり寿司に。
何ということはない材料でできるんだけれど、
コロンとまぁるい形がかわいくて、
ついつい手がのびます。
ひな祭りらしい明るい彩りの具をそろえて
作ってみました。





少しかために炊いた熱々のご飯に、
すし酢を回しかけます。
お酢のツンとした香りと、炊きたてのご飯の甘やかな
香りが相まって、部屋いっぱいに馥郁とした香りが…。
「酸っぱいもの」好きな娘は、それだけで
テンション上がります。




お酢のご飯は切るように混ぜるんだよね〜」
なんて、エラそうなことをいいながら混ぜる娘。
さっさ!と意外に手際よく混ぜます。




今日は、なすの漬物、みょうがの甘酢漬け、ぶりのお刺身、
きゅうり、ゆでたえびを使いましたが、
スモークサーモンや生ハム、白身魚など
お好みのものでどうぞ。
ちなみに、娘はきゅうりが一番好きなそうです。
体が小さいわけです…。




握ります。
小さな器にラップを敷いて具を入れ、
スプーンで山盛り2杯くらいずつすし飯を入れます。
このとき、すし飯を入れすぎると、
形がまとまりにくいので注意!




ラップごと器から取り出して、キュッ、キュッ!
少々形がいびつでも、ラップをねじりながら
整えればコロンとかわいい形にまとまります。



形が整ったら、ラップを外して器に盛って完成〜。

「お雛様にもお供えしなくっちゃね!」



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手まり寿司
●材料(4〜5人分)
〈すし飯〉
米…2合
すし酢…大さじ4
※自分で作る場合は、(酢50ml 砂糖大さじ1と1/3 塩小さじ1)を
レンジで加熱して砂糖と塩を溶かす。


〈みょうが〉
みょうが…1本
A(酢大さじ1 砂糖小さじ1/4 塩少々)

〈きゅうり〉
きゅうり…1/2本
塩…少々

ほかに、小えび、ぶりの刺身、なすの漬物

1.すし飯を作る。米は研いで、水360mlとともに普通に炊く。炊き上がったら、すし酢を回しかけて切るようにして混ぜ、うちわであおいで冷ます。
2.みょうがはさっとゆでて1枚ずつはがし、合わせたAに浸ける。
3.きゅうりは薄切りにして塩で軽くもむ。
4.えびはさっとゆでて半分に薄く切る。ぶりとなすの漬物は薄く切る。