あんこ

「あんこって、どうやって作られるの?」
先日、娘からこんなことを聞かれました。
「大豆みたいなね、小豆っていう豆を煮て、つぶして
砂糖と混ぜて作るんだよ〜」

「ふーん」と言いつつ、
味噌や納豆のように、あんこが豆からできるというのが
うまく想像できないようです。

そこで、今週はあんこ作り。
おばあちゃん子だった私は、
こどもの頃祖母が炊いてくれたあんこを
よく食べたものです。

娘はとくにあんこ好きではありませんが、
さて喜んでくれるか?







前夜からたっぷりの水に浸しておいた小豆。
「わぁー、ちょっと太ったね」
2倍くらいにふくらんだ小豆が新鮮なようです。





火にかけて2〜3分煮たら、いったんゆでこぼします。
再び水をたっぷり入れて、柔らかくなるまで
30〜40分くらい煮ます。









試しにつぶしてみます。
指でつぶれるけど、
皮が自然に破れるくらいになるまで
もう少し煮ましょう。



じゅうぶん柔らかくなったら、湯をあらかた捨てて
ざっとつぶします。







砂糖を入れて火にかけ、つぶしながら砂糖と混ぜ、
水分をとばします。


塩少々を加えて、練りまぜて完成!
バットに入れて冷まし、甘さをなじませ、
1週間ほどで食べきりましょう






「さて、どうやって食べる?」
あんこ餅もいいけど、今日はあんバタートーストにすることに。
「えー、パンにあんことバターなんて気持ち悪い〜」
といっていた娘もひと口食べるや、
そのおいしさに開眼したようで、ぺろりと
一枚平らげてしまいました