目玉焼き(別名・涙目焼き)

朝ごはんの定番といえば、目玉焼き。
甘い卵焼きや半熟卵、スクランブルエッグも好きな娘ですが、
ここ最近のお気に入りは目玉焼き。


縁がカリッとするまで焼いた目玉焼きに
しょうゆをぐるりと回しかけて、
小さく箸でちぎって毎朝食べていきます。


目玉焼き作り歴は4歳のときからだから、もう3年近くになります。
最初のハードルである生卵割も意外と得意で、
それなりの自負があるようなのですが…。
ところがところが…。
今回は、人生そんなに甘くないの巻です。





「今日は自分で目玉焼きを作るんだ★」
と、るんるん気分の娘。
いつも以上にテンション高いです。
かなり微妙な割り方でしたが、とりあえず成功。


熱した油に直接卵をわるのはあまりに危険なので、
まずは小さな器に卵を割り入れて準備。





フライパンを熱して油をひきます。
フライパンのふちから、卵をそろーりと流し入れます。
本当に、こわごわ…。





あ! 黄身が割れちゃった!
まぁ、いいか…。
どうやら黄身の薄皮が落ちたショックで破けてしまったようです。
落下位置が高すぎた模様。
ちょっと雲行きが怪しくなってきました。




確かにふちはカリカリに焼けてきましたが、
黄身はみごとに決壊。涙状になってしまいました。





いつもはおしょうゆだけど、今日は気分を変えて、
塩とこしょうで調味。
「すりすり。すり〜」
自分自身を鼓舞するように
こしょうを一生懸命ふります。




さて、完成。
「あー、今日は悲しい目玉焼きになっちゃった」
と、珍しく悲壮な顔つきの娘です。
「涙目焼き」です(笑)。
でも、食べてみたらおいしかったようで最後はにっこり顔に。