おめえだま

さてさて、これ何だかわかりますでしょうか?


「まゆ玉」「おめーだま」「まゆ団子」などと呼ばれ、
柳などの枝に繭の形に丸めた餅やだんごをつけたもので、
繭の豊収を祈って小正月に作ったそうです。



縁起物として、お正月に飾る商家もあるようです。
長野の実家で毎年義母が作っているのを思いだし、
今年は横浜で作ってみました。
柳の木はないので、ベランダの鉢植えから枝ぶりのよさそうな木を
少々失敬して刺してみると、リビングにぽってりとした花が咲きました。




ちなみに、長野では無病息災、五穀豊穣を祈る「どんど焼き」で
焼いて食べるのがお決まりですが、横浜ではどんど焼きがないので、
このまま飾っておきます。もちろん、
余った分は、ごまと砂糖を混ぜたごま衣や、きなこ砂糖でいただきます★





まず、粉に天然色素で着食した色水を混ぜます。
粉は本日は、市販の団子粉を使用。
赤と白い団子用に各50gずつ、水は、それぞれ40〜50ml混ぜます。
白い団子用は普通の水で、赤い団子用は水に着色料を少々加えます。






水を入れたら、根気強く手で混ぜます。
だいたい耳たぶくらいになったらOK。





大人の親指の先大になるくらいになるように生地をとって、
丸めます。
赤いお団子は、ほんのり色づいて子供もわくわくしているようです。





沸騰した湯に団子を投入し、浮き上がってくるまで数分ゆでます。
団子が小さいほど早くゆであがりますね。
団子に透明感が出て、つるんとゆで上がったらできあがり。






水にとって冷まし、水気をしっかりきります。







「ぶにゅぶにゅして、なかなか刺さらない〜」
「できた〜」
適当な枝をとってきて、団子を刺して完成!