味噌作り

毎年寒さの厳しいこの時期、うちでは味噌を仕込むことにしています。
大豆と麹、塩さえあれば本当に簡単に仕込めるんです。
まぁるいお豆をことこと煮て麹と塩と混ぜて味噌ができる、
その変化を今年は娘と楽しんでみようと思います。




水で洗った大豆を大きな鍋に入れて、4〜5倍の水に浸して一昼夜。
じゅうぶん水気を吸ったら、そのままコトコト4〜5時間煮ます。
途中で外出するときなどは、コンロから鍋をおろして毛布などで巻いて保温を。
その間も暖かい状態が続くため、加熱時間を短縮できて便利。




麹を手でぽろぽろにほぐし、
その後、塩400gと混ぜる。
不思議な感触だったようで、指でつまんではまじまじと見つめていました。





大豆を指でつまんで楽につぶれるようになるまで
煮えたら、ざるにあけて煮汁をきり、マッシュ。
ポテトサラダで鍛えたマッシュ力で、娘は力強く
大豆をマッシュしてくれました。




煮汁は、後で使うのでとっておきましょう。
ちなみにこの煮汁、大豆の濃〜い風味で、
そのまま飲んでもおいしいんです。お試しを!





豆粒がほとんどなくなるまで大豆がつぶれたら、
塩と混ぜた麹を加えて、しゃもじで合わせます。
お砂遊びをしている感覚でしょうか、ほっぺに大豆をつけながら
かなり真剣に混ぜていました。
とっておいた煮汁を加えて、手でまとめられるくらいの
硬さになったらOK。





カメに詰めます。本当は、ボール状に丸めてすきまなく
埋めていくのが本式のようですが、カメが小さいため、
今回はただ詰めていきます。





すっかり詰め終わったら、ラップでぴっちり覆って、
おもしとして塩300gをのせて完了。
そのまま冷暗所で保存し、約半年後には食べられるように。
ちなみにマンション暮らしの我が家は、
地下のトランクルームで保存しています。




さてさて、どんな味にできあがるか楽しみ〜。

材料の目安
大豆…1kg
麹…1kg
塩…400g(+300g<おもし用として>)