●子供は嗅覚で世界を知るの?

味覚は、舌だけでなく、目からの情報、そして匂いも大きく左右します。
子供と一緒にいると、子供は実は大人よりも匂いに敏感で
驚くことがよくあります。


エレベーターで、○○お姉さん(成人の社会人女性)の匂いがする
と娘が言い始めたことがあります。最初はただの思いつきで言っているなだろうな
と思っていたのですが、実は少し前に乗っていたことが判明。気をつけていると
ほぼ間違いなく言い当てていることが分かり驚いたことがあります。
大人には分からない、香水のかすかな匂いが分かるらしいです。


子供は幼いころの記憶を匂いで覚えているということも聞いたことがあります。
大人になると変に知識や思考が先走って、五感の中でも
嗅覚はおざなりになりますが、子供は本能的にまずは嗅覚で
外界と接しているのかもしれません。


娘はなぜか「葉っぱ」が好きですが、もちろん個々の名前はよくわかっていません。
カタチによる見分けも時々間違えますが、匂いによる区別は案外間違えないので
不思議。


●葉っぱの匂いを嗅いでみよう!


というわけで、今回のテーマはベランダのはっぱたちの匂いを改めてかいでみることにしました。


まずはシソの葉
娘「あ〜この匂い知ってるよ」






次はバジルの葉。
「なんか変、でもいい匂いかな〜」





とげとげのローズマリー
「形が気持ち悪い、毛虫みたい。あ、でも匂いは好き」







最後はミント
「この匂い知っている! 保育園にもあるある。スーとして
一番好き」






親「葉っぱってカタチも匂いもみんな違うんだね」
娘「そうだよ、知らなかったの」
親「・・・・・」







「あ〜でも、私、この匂い一番好き!」とミントの葉に匂いに酔いしれる娘。
親が子供のころは「ハーブ」という言葉すら聞いたこともなく、「ミント」と言えば
「ロッテ」の匂いと、完全に順番が逆でした。今の時代の子の方が
気がつけば確かに先をいっています。

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(今回撮影で使用したテーブルの情報)