子供にとって、キッチンは楽しい場所ですが、危険もともなう場所でもあります。
火傷とともに気をつけたいのが包丁などの刃物。
けれど、包丁なくして料理はできないですし。
娘は調理器具の主役的存在でもあるこの包丁に
半年ほど前から興味津々。
「ほんとうのほうちょうがほしい〜」という希望もあって
いよいよ包丁デビューです。






ある日、ネットで注文していた子供用の包丁が届きました。
娘は興奮気味に包みを開けて、「やった〜 やった〜」と大騒ぎ。






じゃーん。「これが私のほうちょうなんだ。ほんものだ」







リスのマークがついたかわいさ。
でも切れ味に大人用も子供用もありません。
手を切ったら大変という思いもあり、切れすぎる刃物は怖い気もしますが、
切れない刃物は逆に危ないし…。
子供に刃物を使わせるということは、親としては小さなジレンマがあります。




……その数時間後。





キュウリを一緒に切っていたのですが、
目を離したすきに早速指を少し切ってしまいました。


いつもはほんのちょっとの傷で大騒ぎする娘なのですが、
このときは「ばんそうこう、ちょうだい」というだけで
自分がけがをしたことを隠そうという行動に出てびっくり。


けがをしたことがばれると、もう包丁を使わせてもらえないと思った
らしいです。
翌朝、「もう直った」と言って、自分で絆創膏をベリべりはがしていたのには
笑えました。もちろんまだ治ってはいませんでしたが。