でんぶ

春らしい桃色の「でんぶ」。
以前スーパーで見かけたとき、あまりのかわいい色に
「買ってぇ〜」というので買って食べさせたら、あまりの甘さに絶句。
「あんまりおいしくないんだね…」と落胆した娘でした。
いえいえ、本当はでんぶって、ちゃんとしたものならおいしいんです。
そんなわけで、おうちで、でんぶを作ってみることに。
ひな祭りのちらし寿司にのせて食べました。



でんぶといえば、タラ。
もしかするとほかの魚でもいいんでしょうけれど、
中学校の家庭科で習ったのがタラを使ったものでした。
湯豆腐に使うタラがでんぶになると知った娘は、かなり驚いていました。






沸騰した湯にタラを入れて、弱火で2〜3分ゆでます。
熱湯注意!!







タイマーで、2分セット。
おやおや、これだと20分でした!






茹で上がったら、菜箸でほぐし、鍋に入れて菜箸でほぐす。
が、これではなかなかほぐれません…。
う〜ん。




そこで、文明の利器にたよることに。
タラが一切れなのでフードプロセッサーだと大きすぎる感が
強いため、ミルサーへ。
もちろん、フードプロセッサーでもOKです。
グイン、グインとあっという間に、そぼろ状になりました。





鍋へ戻して、砂糖大さじ1/2、酒大さじ1、塩少々を加えて
ごく弱火で炒りしつけ、最後に食紅を少々。
食べ物に色をつけるなんて、娘にとっては未知のワールド。
はやる心をおさえて、耳かき1杯ほどの食紅をパラリ。




さっと混ぜると、ほんのりピンク色に。





ちらし寿司にちらして、いただきま〜す。