おだんご

買ったまま使いそびれていた「もち米の粉」をキッチンで発見。
この暑さを越して秋までおいてくのは気が引け、今日は朝からお団子作り。
「おやつは、お団子〜?!」
「暑いしかき氷のほうがいいよー」と内心思っているんでしょうけれど、
始めてみれば、案外ノリノリで参戦。


まんまるではなく、表面を軽くつぶしているのは、たれがからみやすくなるように。
今日は暑くてお団子を丸める集中力は続かず、
生地をちょこんとへこますのを娘が担当。
さて、おいしくできたかな?







まずは、ボウルにもち米の粉を入れます。
ほのかな甘みと柔らかさを出すために、砂糖も大さじ1投入。
大さじ1は、山盛りでも、へこんでいてもだめ。
きちんとすりきりで入れることを覚えてもらいました。





さらに水も入れて、ゴムべらで混ぜます。
「耳たぶくらいのかたさにしてね」というと、
耳たぶをさわっては確かめながら
生地をこねてくれました。






生地がほどよくまとまったら、ひと口大に丸めて
軽くへこませ、あとは蒸すだけ。
ちなみに市販の「団子粉」や「白玉粉」を使う場合は、
ゆでてもいいでしょう。
もち米の粉場合は、ゆでるよりも蒸すほうがあまり水っぽくならずに
おいしいようです。





みたらしのたれ作り。
たまに作ると、お皿に残ったさいごのひとすくいまで
なめるほど大好きなみたらしだれ。
ゆっくり、ゆっくり混ぜているうちに、
とろりととろみがついてくるのを飽きずに眺めていました。





「きな粉も作ってね!」
の言葉に答えて、きな粉砂糖も作ることに。
きな粉に砂糖と塩少々。
「甘いものにどうして塩を入れるの?」と、不思議顔。
「ほんのちょっと塩を入れると、ちょっと複雑な甘い味になっておいしいんだよ」




みたらしもきな粉味も両方好きですが、今日はみたらしに一票。
「もちもちでおいしい〜。みたらし最高!」




●お団子の材料(15〜20個分)と作り方
もち米の粉…120g
砂糖…大さじ1
水…90〜100ml

材料を全部混ぜて、耳たぶくらいのかたさにする。水の量は、混ぜながら調整を。

●みたらしのたれ
砂糖…大さじ4
しょうゆ…大さじ2
片栗粉…大さじ1
水…100ml

小鍋に材料を全部入れてかき混ぜながら弱火で加熱する。


●きな粉砂糖きな粉・砂糖…各適量



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