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真っ赤な、真っ赤ないちごちゃん。
甘酸っぱくて、いいにおい。
娘はこの果物を世界で一番愛しています。
もともと食べることに貪欲でない娘は、
たいがいのお菓子や果物は、おなかが一杯になると
「もういらない」と言って食べるのをやめてしまいます。
が、いちごだけはまるで別格。
今シーズンも、どれだけいちごを買ったことでしょう…。
もちろん、いちごからできるものは何でも大好き。
チョコレートもケーキも、アイスも。
いちごの季節が終わるのを前に、ジャムを作ってみました。
まずは、手でへたを取ります。
以前「いちごを食べるから、
洗ってへたを切ってね」とお願いしたら、
いちごの1/3くらいを切り落として捨てていたことがあり、
以来いちごのへた取りは手でするように。
さくさくと、なかなかいい感じで進みます。
へたを取ったいちごに、グラニュー糖をザー。
「ジャムって、こんなにたくさんのお砂糖で作るの?」
とびっくりした模様。
本当ならばこのまま1時間くらい置いておき、
果汁をだしたほうがいいですが
子どもは待っていられないので進みます。
「ワー、ぶつぶつしているよー」
のぞいているうちに、つやつやのいちごがしぼみ、
グラニュー糖が溶けてぶくぶくしていくのが
面白かったようです。
器が熱いので、鍋つかみや布を使ってやけどしないように
しましょう。
甘酸っぱい香りに、うっとり顔の娘。
再びレンジに5〜6分かけて、混ぜます。
水分が多いようなら、もう一度レンジにかけてほどよく水分をとばします。
今日はこれから「ばぁば」の家に遊びに行くので、
「お土産にするんだ!」そう。
小さなビンに入れます。
ペンと紙を持ち出して、いちごの絵を描いてペタリ。
「こうしないと、何のジャムかわからないから」なんだそう。
ふたからとび出した部分は、きれいにカット(のつもり)!
いちごジャムの材料
いちご…約300g
グラニュー糖…100g
●普通は、果実の半分分くらい使いますが、ぺろぺろなめてしまうことを想定し、
甘さを控えめにしました。
●グラニュー糖を加えるとき、レモン汁を小さじ1〜2入れると酸味がついておすすめ。