いちご飴

年初めに初詣のお参りで、うまれて初めて食べた「いちご飴」。


ガラスのような薄い飴をかじると、
真っ赤ないちごからジュッと甘酸っぱい果汁があふれる
縁日スイーツ。見た目のかわいらしさも手伝って、
以来、娘はときどき「食べたいなぁ」と言っていました。


いちごが旬を終える前に作ってみよう!


ということで、今週はいちご飴。


冷蔵庫にあったりんご、ミニトマトも一緒に作ってみました。




いちごやミニトマトなど、飴がけしたいフルーツの
へたを取りに串にさします。


へたに垂直にさす、というのが案外難しいものですね。
いちごは、大きめなものより、小粒なほうが子どもには扱いやすいです。





今回作ったのは、いちごにミニトマト、ひと口大に切ったりんごの3種類。
ほかに、種無し巨峰などもおいしいです。りんごは、姫りんごがある
季節ならぜひお試しを。


日本の露店ではあまり見かけませんが、台湾の夜市ではミニトマト
とってもポピュラー。
1串に4〜5個さしてあるんです!


プチッとした飴の食感とミニトマトのジューシーな果汁の
組み合わせが、good。個人的には、これがいちばん好きですが、
やっぱり子どもはいちごが最高のようです。




小鍋にグラニュー糖と水を入れて、加熱します。
これは、大人が担当。詳しい分量などは下記をご参考ください。




いい感じにグラニュー糖が溶けたら、串にさしたフルーツを沈めて
さっと飴をからめます。
大人が手を添えていても、
子どもはかなり緊張気味。




ぶくぶくした飴にも慣れたところで、今度は一人で挑戦。


ラニュー糖が溶けて沸騰すると飴になるというのが
とても不思議な様子。


慎重に、慎重に…。
でも、あんまり時間をかけるとフルーツがぐにゃぐにゃになるので気をつけてね。




さて、だいたい完成! 


飴はなるべく薄くつけたほうが食感はいいようです。


のろのろやっていると、
飴が厚くなり、かじってもガリゴリという感じで
あの「はかなさ」とはほど遠いものになるのでご注意を。



☆鎌倉鶴岡八幡宮の露店で教えてもらった味を再現
「いちご飴」材料と作り方の目安

●材料(10個分)
いちご・ミニトマト…各5個くらい
ラニュー糖…200g
水…1/4カップ

●作り方
1.いちごとミニトマトは洗って水気をきり、竹串などに刺す。
2.小さめの鍋にグラニュー糖と水を入れて、混ぜないで加熱する。
※かき混ぜると結晶化するので×。 ぶくぶくと泡が立ち、泡が小さくなってうっすら鍋の内側に色がつくころ飴を少し水にとって、パリッと割れるようなら飴は完成。
3.竹串につけたいちごやミニトマトをくるっとまわしてつけ、オーブンペーパーの上に並べて冷ます。